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あぐり第16週(第91話~第96話)あらすじ・ネタバレ!

田中美里さんがヒロインの「あぐり

モデルになったのは美容師の吉行あぐりさん。

女優の吉行和子さんと作家の吉行淳之介さんのお母さんです。

野村萬斎さんがブレイク、生田斗真さんが子役として出演していることでも話題になりました。

第16週別れの曲

サブタイトルで嫌な予感がしますが、体調が心配されていたあの人が・・・

実はこれだけでなく、あぐりにとって大切な存在だった人とも別れが!

前回のあらすじはこちら→あぐり第15週(第85話~第90話)あらすじ・ネタバレ!

あぐりのキャスト・相関図は?子役なども紹介!

第16週「別れの曲」あらすじ・ネタバレをご紹介します。

第16週あらすじ

第91話

美容室の電話に出るとエイスケはいないか、と尋ねる女性の声がする。

あぐりはセラヴィで会ったあの女性だと気づく。

エイスケはオープンカーを購入、あぐりには毛皮のコートをプレゼント。

金遣いの荒さも気になるが、コートは元々あぐりのためのものじゃないこともわかっていた。

光代もさすがにエイスケの女性に対するだらしなさに口を挟んだ。

めずらしくエイスケは自宅で過ごす時間が増える。

あぐりはセラヴィで愚痴をこぼす。

世津子はエイスケが書くことに苦しんでいると言い、あぐりが支えるべきと忠告する。

民子がセラヴィに来た。

「婦人現代」で働いており、今は夫と別居していると聞く。

エイスケの提案で温泉に行こうと決まる。

しかし当日になり、光代が高熱を出してしまった。

あぐりが看病し、エイスケと淳之介だけで温泉に行ってもらう。

2人が帰ってきた日に旅館から忘れ物の連絡が入る。

「奥様の忘れ物」と言われ、別の女性を連れて行ったことが発覚。

その後、健太郎から美佐が急変したとの電話がかかってくる。

第92話

あぐりは弟子たちに店を任せ、家族とともに岡山へ帰る。

病院につくと五喜に出迎えられる。

美佐は肺炎がひどく話すことができない状態だった。

あぐりは病室で美佐の日記を目にした。

1日1日を必死に生きている様が書かれている。

そして五喜の結婚式まで生きようとしていることが伝わってきた。

あぐりは健太郎に頼み、五喜に花嫁衣装を用意してもらった。

五喜は美佐に花嫁姿を見せてやる。

第93話

五喜は健太郎たちに感謝。

さらにエイスケにも美佐が気にかけていたことを聞いてみる。

あぐりの存在が煩わしいから家に寄り付かないのかと問い詰めた。

エイスケは美佐の病室で、あぐりと一緒になってよかったと話した。

あぐりは部屋の外でそれを聞いて嬉しくなる。

あぐりも美佐にエイスケと結婚してよかったと告げた。

五喜に代わり、あぐりが看病のため病室で過ごす。

美佐の希望でレコードをかけてあげた。

あぐりは子供の頃の思い出を話し続ける。

美佐は話を聞きながら息を引き取った。

第94話

昭和10年あぐりは2人目の子を妊娠していた。

平山真佐子は「次は女の子よ」と笑った。

チェリー山岡は独自のパーマネント機を販売。

あぐりに岡山で支店を出してみないかと提案した。

光代が2人の子の世話を引き受けてくれたので、その提案に乗る。

エイスケが帰ってこない日が続くので、セラヴィへ行き世津子に伝言を頼んだ。

出産が予定より早まりそうだった。

燐太郎と民子が店に入ってくると、世津子に川原の逮捕をこっそりと伝える。

お腹の子に聞かせたいと、あぐりは光代のバイオリンの演奏をリクエスト。

すると陣痛が起きて産気づく。

無事、女児が生まれ和子と命名。

見舞いに来た世津子は、あぐりに以前岡山に帰れと言ってしまったことを詫びた。

あぐりはいつもの様子が違う世津子に異変を感じていた。

エイスケは和子の世話はきっちりやってくれる。

お風呂を入れる時間は守り、その後急いで夜遊びに出かけていく日々。

体調が戻ってすぐあぐりは復職。

世津子から「婦人現代」の原稿を頼まれた。

わが夫、望月エイスケ」というタイトルで、と言われるがあぐりはどう書いたら良いか悩む。

第95話

あぐりはエイスケの行動を見ては原稿のネタを探す。

セラヴィでエイスケは川原を会う。

ひどい拷問を受けた川原は別人のようになってしまい、精神を病んでいた。

その姿にエイスケは大きく衝撃を受ける。

望月家には森がすき焼きを食べようと訪れた。

落ち込むエイスケを励ました森。

この暗闇をどう生きるか、と尋ねる森。

エイスケもあぐりも酒を飲んで少し寝てしまった。

森はいつの間にかいなくなっていた。

「国家幻想論」という文章を発表したため、森は警察に追われる。

あぐりは森が別れを告げるために来たのかもしれないと思った。

エイスケはまた会える時代が来ると励ます。

第96話

世津子が「婦人現代」を止めようとしていることは、エイスケも燐太郎も気づいていた。

セラヴィに警察が来て、世津子の逮捕状を持ってくる。

世津子は警察の目から逃れ、セラヴィにはいなかった。

鈴音のいる座敷でエイスケと燐太郎が集まる。

世津子は森を匿い、亡命するため仲間から離れる決意をしていた。

座敷で別れを告げる。

セラヴィではマスターの高山が中心になり、「婦人現代」最終号の編集を行う。

世津子から原稿の依頼を受けていたあぐりと光代も集まる。

世津子は編集後記に「いつかまた自由に書ける時を願う」と書き残していた。

第16週の感想

感情の振り幅の大きい週でしたね。

エイスケは淳之介がいるのに、愛人を呼んで温泉旅行。

あぐりの立場からすればとんでもないです。

母親の看病で温泉に行けなかったのに、代わりに愛人を妻として連れて行くなんて!

と、怒っている間もなく美佐の容態急変。

いつの間にか五喜の結婚が決まっていました^^;

式には間に合わなかったけど花嫁姿は見せられて良かった。

吉行和子さんがあぐりに「次は女の子」というのが微笑ましい(笑)

本当に女の子「和子」が誕生。

「別れの曲」というタイトルですが、美佐との別れだけでなく世津子との別れの意味もあったのです。

前の週でプロレタリア文学の小林多喜二の拷問死が話題になっていました。

言論の自由が奪われていた時代。

妙な主張をすることを文字にすると逮捕される時代でした。

森や世津子のやっていることは、警察も黙っていなかったのです。

森潤のモデルとなった辻潤は精神を病んだ末に放浪し、戻ってきて餓死という壮絶な生涯を遂げています。

森さんはどこかで呑気に暮らしていてほしいなあ。

世津子との別れのシーン、なんか生々しいっていうかすごかったな。

エイスケと燐太郎は怪しまれないように芸者遊びを装っていて、世津子が身を潜めながら伝えたいことを告げる。

この頃は婦人解放運動家もいて、辻潤の妻だった伊藤野枝や平塚らいてうなどの女性が活発に動いていたわけです。

世津子の「婦人現代」はこのあたりのエピソードを盛り込んでいるような感じですね。

戦争が激しくなる前だったので、日本もピリピリしていた時期。

エイスケと燐太郎も本当に書きたいものが書けなくて、もどかしく思っていたのです。

なんだか暗い気持ちになる第16週。

次の第17週は少しほっこりするお話なのでご安心を。

ついに淳之介が小学校6年生。

生田斗真さんが登場しますよ!

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