「カーネーション」第２５話（第１４０話～第１４５話）奇跡
88歳になった糸子はまだまだ活躍中。
病院でのファッションショーを依頼されますが、そこで意外な人との再会！
「カーネーション」は小篠綾子さんをモデルに描いたストーリー。
綾子さんはあのコシノ三姉妹の母で、世の女性がまだ和服を着ている時代に洋服に目をつけて洋品店を経営。
母として実業家としてたくましく生きた綾子さんの一生。
10代から中年期のヒロインは尾野真千子さん、老年期は夏木マリさんが演じます。
では第２５週のあらすじとネタバレをご紹介します。
第２４週のあらすじ・ネタバレはこちら→カーネーション第24週（第134話～第139話）あらすじ・ネタバレ
カーネーションのキャストと相関図はこちら→カーネーションのキャスト・相関図は？ヒロインは尾野真千子・夏木マリ！
第２５週のあらすじ・ネタバレ
第１４０話
８８歳になった糸子。
デザイナーとして忙しくしていた。
孝枝はスケジュール管理を担当。
仕事と遊びの合間に病院通い。
ヘルペスの治療や膝の痛みを診てもらう。
その病院の龍村院長から患者向けのファッションショーをやるため、デザイナーを依頼される。
糸子はスケジュールや予算のことを深く考えず引き受けてしまった。
「桜井」という人を知っているかと聞かれた糸子。
まったく覚えがなかった。
すると下の名前は奈津と言われ、糸子は病室へ向かった。
第１４１話
四国にいたはずの奈津。
夫が亡くなり１１年前から岸和田に帰ってきていた。
どこが悪いのかは言わない。
金券屋が閉店し、篠山が糸子の店で働くようになった。
景気が悪くなりシルバー市場もブランドが増える。
糸子は奈津に生きているうちに会えたのは奇跡だと思っていた。
病院でファッションショーの打ち合わせ。
モデルの半分は患者にしたいと糸子は提案する。
看護師長は乗り気ではなかった。
糸子は服の力を信じたいと頼み込む。
第１４２話
奈津は糸子のファッションショーを告知する張り紙を眺めている。
モデルになりたい患者を募った。
糸子は病状が重い人を採用する。
だが看護師長は責任を放棄できないという。
結局、病状が軽い人から選ぶことになる。
奈津の名はなかったが、糸子は自分と奈津の衣装を用意しようと考えた。
モデルに選ばれた人を集め、糸子は採寸を行う。
奈津の病室に寄ると、ベッドは片付けられ名札も無くなっていた。
第１４３話
動揺した糸子。
奈津は退院したと聞いて安心する。
今、奈津がどこにいるかは教えてもらえなかった。
だんじり祭りの日、懐かしい顔が集まる。
理香も正志も自分たちの子どもたちを連れて祭りを楽しむ。
優子と直子にファッションショーの話をした。
ファッションショーの打ち合わせではそれぞれの衣装の構想に入っていた。
第１４４話
末期がんの女性のモデルが追加される。
以前から糸子も気になっていた人だった。
吉沢加奈子という患者で、２人の子供に見せてやりたいと涙ながらに話す。
糸子は８８歳になると、何をやっても奇跡だと思われると言う。
加奈子にも末期がん患者が笑う奇跡を見せればいいと励ました。
第１４５話
ファッションショー当日を迎える。
加奈子はショーでトリを勤める。
足が悪い患者は院長のエスコートで登場。
加奈子の紹介をしているうちに、糸子は涙が溢れ声を詰まらせてしまう。
代わりに婦長がメッセージを読む。
ショーをこっそり見ていた奈津。
院長が呼び止めるが糸子には会わずに帰っていく。
2001年サンローランが引退とのニュース。
糸子は自分はもう少し頑張ろうと思った。
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第２５週の感想
なんと奈津との再会。
結婚して遠くに行ってしまったので、糸子はもう会えないと思っていたんですね。
でも岸和田に帰ってきていました。
奈津も糸子と同い年だから高齢ですし、生まれ育った場所で死にたいと思ったのかな。
病院では無事退院。
病室を片付けてるシーンでドキっとさせる演出、ずるいわー（笑）
糸子と奈津って、もともとそんなに大親友って感じじゃなかった。
だからお互いあまり詮索し合わない関係、でもよく知っている。
どこが悪いのかも言わないし、どこに住んでるとも言わない。
それでも糸子は２人でショーに出たかった気持ちがあったんですね。
ちなみに病院でのファッションショーは実際に行われました。
宝塚市の病院で、ドラマと同じく小篠綾子さんが８８歳のときに開催されています。
いやー本当にタフなんですね。
次回は最終週！
朝ドラとしては珍しい展開となりますよ。
そして最終話はちょっと感動してしまいます。