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マー姉ちゃん第22週(第127話~第132話)あらすじ・ネタバレ

マー姉ちゃん第22週第127話~第132話

大量に返本になってしまったサザエさんの単行本。

途方にくれているマリ子たちに、はるがまたもやとんでもない提案を!

熊谷真実さんがヒロインをつとめた「マー姉ちゃん」

「サザエさん」などでおなじみの漫画家・長谷川町子さんのお姉さんの毬子さんがヒロインのモデル。

原作は町子さんの「サザエさんうちあけ話」というエッセイ。

このエッセイの内容を忠実にストーリー上で再現しています。

ドラマはマリ子さんが中心になっていますが、マチ子さんが漫画家になるまでの話も描かれていますよ。

本放送は1979年(昭和54年)前期です。

では第22週のあらすじとネタバレをご紹介します。

第21週のあらすじネタバレはこちら→マー姉ちゃん第21週(第121話~第126話)あらすじ・ネタバレ

マー姉ちゃんのキャストと相関図はこちら→マー姉ちゃんのキャスト・相関図は?

第22週のあらすじ・ネタバレ

第127話

大量の返本を知った均がマリ子のもとを訪れる。

塚田にも責任があると、2人で陽談社へ向かった。

B5版という型にするようアドバイスした塚田も、そこに原因があると気づけなかった。

塚田は神田村の本の問屋街に行くように言った。

その通りにマリ子と均は、持てる分だけの本を持って出向く。

持っていった分を買い取ってもらった。

ある程度の金が手に入ったというと、はるは用賀に畑を買うと言い出し家族を呆れさせる。

重いものを持ったため、持病の痔が悪化した均。

均の代わりに翌日は朝男が追加分を神田村へ運んだ。

思った以上に売れたホッとするマリ子。

しかしその夜、朝男がマラリアを発症し倒れてしまう。

第128話

高熱に苦しむ朝男。

薬を飲むために水を飲もうとしても上手くいかない。

千代が口移しで水を飲ませる。

しばらく熱が下がらないため、マリ子と千代だけで本を運ぶことにした。

本を買い取ってもらった店で「客じゃないんだから茶を出さなくていい」と言われた。

マリ子はそのことを朝男に言うと、商売人としては仕方ないと慰められる。

磯野家に置かれている在庫の本を、マドカが空いた部屋に置いてくれるという。

それから半月。

神田村でも売れず4,000部戻ってきてしまった。

原稿を描きながらスルメをかじっていたマチ子は、胃痙攣で倒れてしまう。

第129話

神田村で買ってもらった本は、再び戻ってきてしまった。

磯野家は本に埋もれた生活を送る。

マチ子は複数の仕事を抱え、満足に休めず胃の調子は悪いまま。

はるは売れない原因である本の大きさを変えて、新たに出版すればいいと言い出した。

お金がないとマリ子が反論すると、どこかに借りたらいいと簡単に言う。

マリ子は塚田に相談するが、慣れない出版の仕事より挿絵の仕事をしたほうがいいと勧められる。

それでもマリ子は出版をすると主張した。

天松屋・良造が安い費用で製本までやる業者を手配してくれた。

しかし良造はかつてヤミ屋で、痛い思いをさせられているのでマリ子は信じられなかった。

はるの説得により、仕方なく任せることに。

マリ子は見張りのため作業を見守った。

第130話

マリ子が製本を見張りに行くと、頼んだものがなかった。

折り屋にあると言われ、今度はそちらに見張りに行く。

先にやってほしいと他の者が入ってくる。

職人におひねりを渡し、なんとか優先してもらおうとするマリ子。

ようやく本ができあがる。

しかし本に付いた南京虫のせいで家族全員の体が痒くなってしまう。

その夜、マリ子は夢で新八郎に励まされた。

そして張り切って神田村へ。

型を変えたと説明して買い取ってもらうため、複数の取次店を歩き回る。

すると1本分の冊数が少ないと指摘を受けた。

素人相手だとよくやられると店の主人が言う。

第131話

神田村へ持っていった2巻がもう売り切れたと言われた。

マリ子は信じられず現場まで行き、主人に話を聞きに行く。

すると本当にすべて売れてしまい増刷を勧められる。

お金がないと言うと、取次店の主人たちが出すとまで言う。

マチ子は東京出張に来た小田と会っていた。

続・サザエさん」を福岡・名古屋・北海道の新聞で同時連載するとの依頼だった。

マリ子は増刷、マチ子は新連載について決めかねていた。

そこへ植辰が久々におとずれる。

サザエさん2巻を手に取り、マチ子の活躍を知って会いに来たという。

酒田家のことを聞くと、大造は亡くなったがウメはさよとさよの実家で暮らしていると言う。

それを聞いて安心したマリ子とマチ子はやる気を取り戻す。

第132話

北海道にいる三郷から手紙が届く。

娘のように暮らしている道子だが、将来を考えて磯野家に託したいとのことだった。

はるはすぐに北海道へ向かい、道子を連れてくると出かける。

その間、復員した三吉が会いに来る。

栃木にいるウメとさよに会いに行きたいというので、マリ子もはると同じくすぐに同行。

マリ子と三吉の姿を目にしたウメは、現実とは思えないと感涙した。

三吉は酒田の看板をもらい店を立て直すと約束。

自宅に戻ると、はるが道子を連れて帰ってきていた。

道子は千代の指導のもと、磯野家の世話をすると張り切った。

はるは酒田燃料店のためにも、「サザエさん」の新刊を出してお金を用意するようマリ子に言う。

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第22週の感想

型が悪いとの理由で売れなかった「サザエさん」1巻。

今、出回っている1巻は後に再販したものでしょうね。

横に長い形のものは復刻版として美術館で売られたことがあったようです。

当時出回っていたものは現存しているのか?謎ですね。

長谷川町子美術館には展示されてるかな?

でもねー私、子供の頃に地元の図書館で横に長い型の「サザエさん」単行本を見たことがあるんですよ。

昭和60年前後です。

これも復刻版かなあ。

あの型にしろと言ったのは、ドラマでは編集者の塚田さん。

実際は誰が言ったのか不明です。

借金してまで型を変え2巻を発売。

するとあっという間に売れたというわけです。

確かに当時から「サザエさん」は大ヒット。

終戦直後であの家族モノのストーリーがウケたのでしょうか。

あの頃のマンガって戦争モノがまだ流行っていたんじゃないかな。

それでもあんな世界観のマンガを書こうとしたのはすごい。

塚田さんが「ありゃとんでもない才能だぞ」と言っていただけあって、長谷川町子さんは亡くなってからも親しまれるものを作っちゃったんですよね。

ドラマでは「神田村」に行きました。

今でも本屋街で知られる神田神保町のあたりでしょう。

今は古本屋も多くありますね。

元ヤミ屋の良造は味方なのか敵なのかわかりませんが、ちょっとダマされたものの本は売れたからヨシということで。

磯野家周辺にも大きな変化が!

朝男とお千代姉やの距離感が縮まったこと、覚えておいてください(笑)

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