「マー姉ちゃん」第2週(第7話~第12話)
母・はるがマリ子の絵の才能を伸ばそうと突然東京行きを決意。
さっそくその準備をします。
その前に千代を嫁に出すことになるのですが・・・
熊谷真実さんがヒロインをつとめた「マー姉ちゃん」
「サザエさん」などでおなじみの漫画家・長谷川町子さんのお姉さんの毬子さんがヒロインのモデル。
原作は町子さんの「サザエさんうちあけ話」というエッセイ。
このエッセイの内容を忠実にストーリー上で再現しています。
ドラマはマリ子さんが中心になっていますが、マチ子さんが漫画家になるまでの話も描かれていますよ。
本放送は1979年(昭和54年)前期です。
では第2週のあらすじとネタバレをご紹介します。
第1週のあらすじネタバレはこちら→マー姉ちゃん第1週(第1話~第6話)あらすじ・ネタバレ
マー姉ちゃんのキャストと相関図はこちら→マー姉ちゃんのキャスト・相関図は?
第2週のあらすじ・ネタバレ
第7話
石井先生に東京で絵の勉強をすると伝えに言ったマリ子。
すると先生はその前にもう1枚絵を描くように勧めた。
千代の見合いが急に決まる。
見合い相手の大和田高男が訪れた。
結婚相手としては申し分なかったのだが、千代はこの話はなかったことに、と断った。
マリ子は千代が泣いているところを目にする。
大和田のところへ行き、好きならなんとかしろと詰め寄る。
結婚に反対するマチ子は、大和田に合わせまいと千代をニワトリ小屋へ閉じ込めた。
怖がる千代を大和田が助けに入る。
千代は大和田との結婚を決意する。
第8話
マリ子は石井先生に言われた通り、新たに何を描こうかと悩んでいた。
千代の嫁入りの準備が進む。
はるが千代のためにと嫁入り道具を買ってしまう。
千代はそんなにお金を使ってほしくなかったのだが、マリ子の説得により、はるがそれなりのことをしてやりたいと思う気持ちを理解する。
一平は磯野家の東京行きが心配でヨウ子に声をかける。
一平がニワトリをどうするのか、とそそのかした。
ヨウ子はニワトリを連れて行かないなら、東京に行きたくないと言った。
第9話
ヨウ子が熱を出して寝込んでしまった。
もともと体が弱いので家族は心配していた。
こんなときにマリ子とマチ子はまたケンカになる。
マチ子のほうがはるに叱られ、外へ出て反省してこいと命じられる。
一平は息子夫婦にヨウ子に変なことを言うなと叱られていた。
見舞いに来た一平は、ニワトリは自分が面倒を見るとヨウ子に約束。
お土産に人形を贈った。
マリ子には立派な絵描きになってと応援の言葉を贈るが、一平は寂しそうな姿を見せる。
第10話
千代の嫁入りの日。
磯野家で支度を整える。
ヨウ子は寂しくなり泣いてしまったので、マチ子はのらくろの絵を描いて気を紛らせてやる。
それを見ていた一平は、マチ子は漫画家になったらいいとアドバイス。
結婚式が終わって帰ってきたはるとマリ子。
その夜から千代のいない生活が始まった。
マリ子は1人でキャンバスに向かい、絵を描き始めた。
第11話
はるは女学校の校長に上野の美術学校について相談した。
マリ子はトミ子と太宰府へ行く約束をした。
しかしマリ子はその日、はると教会へ行くことになっていた。
マチ子はそれに協力してやるというが、条件として自分も連れて行ってもらうと交渉してくる。
帰宅したはるにマチ子から話を切り出す。
すんなりと許してくれたのだが、マリ子とトミ子の友情旅行だからとマチ子の同行は認めてくれなかった。
第12話
マリ子はトミ子と太宰府へ。
トミ子は餞別として太宰府で買った筆を贈った。
橋を渡るとマチ子とヨウ子が来ていた。
一方、自宅では娘たちがいない間に千代が大和田と訪問していた。
夕方になりマリ子たちが帰ってきて、みんなで食事をする。
はるはこの家を売らずに貸し、戻らないつもりで東京へ行くと宣言。
第2週の感想
「お千代ねえや」こと千代さんが結婚。
女中で奉公に来ている女性は、奉公先の家がお嫁入りまでお世話するものでした。
しかし磯野家はこれから東京へ移住するのに、千代の嫁入りのためにお金を使いまくる。
はるはこういう性格の人なのです。
人のために財産を使うことに躊躇しません。
この時代の嫁入りは、タンスやら家財道具も持っていきますからね。
現代の感覚で百万単位でお金を使うことになります。
お隣の牛尾のおじいちゃんこと一平さん。
自分の孫のようにかわいがっていた娘たちがいなくなるのが寂しいようです。
そういや一平さんのビジュアル、アニメ「サザエさん」に出てくる「裏のおじいちゃん」そっくりですね。
マリ子とトミ子のお出かけは太宰府。
繁華街で食事とかじゃないんだー、と思ったんですが、この時代の女学生だったらそんなことできませんね。
というか、福岡にはレストランみたいなところはなかったのかな。
次回はいよいよ磯野家の引越し準備が大詰めとなります。
なんか準備期間にいろいろあって、やっとかって感じですけどね(笑)