「純ちゃんの応援歌」第20週(第110話~第115話)
正太夫から提案されていた旅館の経営。
純子は少しやる気になっていましたが、そのためにはいろいろあるようです。
山口智子さんがヒロインをつとめた「純ちゃんの応援歌」
後に夫となる唐沢寿明さんとの共演、高嶋政宏さん・政伸さんの兄弟で出演などが話題になりました。
第20週のあらすじとネタバレをご紹介します。
第19週のあらすじネタバレはこちら→純ちゃんの応援歌第19週(第104話~第109話)あらすじ・ネタバレ!
キャストについてはこちら→純ちゃんの応援歌のキャスト・相関図は?山口智子がヒロイン!
第20週のあらすじ・ネタバレ
第110話
ぼんやりして帰ってきたあき。
丸越デパートから工場勤めを勧められているというが、新しいことを始める気持ちになれなかった。
正太夫は西宮の旅館の話を純子にする。
純子もあきと同じく、新しいことに挑戦する気になれない。
雄太は今でも昭のことばかり考えるあきを見ていられないと、純子に相談する。
昭のものは片付けたほうがいいと考え、純子と秀平は行動に出る。
当然あきは強く拒否するのだが、純子は無視して片付けようとする。
あきは思わず純子を引っ叩いてしまった。
純子は「私もつらい」と言うとあきも納得してくれる。
純子はこの家を離れたほうがいいかもしれないと思い始める。
第111話
純子は西宮の旅館を見に行くことにした。
客を装って見に行くつもりが、正太夫が連絡してしまったので旅館側は手厚くもてなしてくれる。
しかしぬひとももは旅館経営には不安を感じていた。
正太夫はメキシコからつやが送ってきた手紙を食堂に持ってくる。
北川の裁判は問題なく済んだようだった。
旅館から帰ってきた純子はあきに相談。
旅館に印象は悪くなかった。
秀平は純子に内緒で旅館を見に行っていた。
純子とはまったく逆の印象で、従業員の態度に不信感を持っていた。
第112話
純子はまだ旅館のことで迷っていたが、甲子園の近くということが陽一郎と昭が引き合わせてくれたような気がしていた。
仕事に区切りがついた恭子が、ようやく昭の位牌に手を合わせることができた。
恭子も西川も仕事は順調だった。
久々に家族全員が集まり食事をする。
あきは旅館のことを話題にして、迷っているならやってみればいいと言ってくれる。
まずは有馬温泉で修行をして、旅館経営について学ぶ。
翌年の2月、西宮へ移り旅館経営を始めた。
食堂はももに譲ることにする。
そして小野家一同と清原が旅館の人々と顔を合わせる。
第113話
昭和30年、旅館「浜風荘」の女将として働き始めた純子。
前の女将の代から働いていた従業員と純子にはズレがあった。
純子は経験の浅さからトラブルを発生させてしまう。
料理を一品ずつ出すことを提案するが、その結果客を待たせることになった。
予約なしで来た老夫婦を泊めると、甲子園に出場した息子の命日だという。
純子も昭のことを話し、涙ぐんでしまう。
雄太は夜間大学で教職を取ることにしたと純子に告げる。
教員になり高校野球の監督をやりたいと目標があった。
第114話
純子が掃除の甘さを指摘すると、仲居たちの不満が募っていく。
雑賀が様子を見に来るついでに浜風荘に宿泊。
純子が帳簿を見ていると、食材の仕入れ額が上がっていることに気づいた。
板場にピンはねしている人がいるかもしれないと疑う。
その一方で清彦が動揺して、つやと北川の結婚を知らせに来る。
純子は素敵、と喜んだ。
落ち着いた頃に純子は、垣本に食材の仕入れについて問い詰めた。
第115話
垣本は誰でもやっていることと開き直る。
女将さんは知っていても知らないフリをするものだ、と裏で悪くいわれる。
あきは純子があれこれ言い過ぎではないかと心配していた。
ある客から料理の味にクレームが来た。
板長を呼べといわれたが、肝心の垣本は女将の純子が場を収めるべきと言う。
純子が謝罪をしたことで我慢してもらう。
しかし垣本たちがワザと嫌がらせでやったのではないかと思っていた。
高校野球の団体客の予約が入る。
その予約日の前日、垣本たち従業員全員が辞めてしまった。
純子は引き止めなかったが、途方に暮れる。
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第20週の感想
やっと旅館経営の話になりました(笑)
まさか昭の死がきっかけだったとは。
しかし純子の素人経営っぷりが、従業員を怒らせてしまいます。
旅館に限らず、会社でも上の人が変わると信頼関係が築けずに・・・とあり得る話ですね。
でも客を巻き込むのはいかがなものかと。
わざと味を悪くするなんてひどいわ。
垣本役は吉本新喜劇の岡八郎さん。
リーダー格の仲居は紅萬子さんですが、NHKなので「くれないまこ」と読むそうです(笑)
現在は紅壱子さんと改名しています。
嫌がらせされるわ、いきなり辞められるわで絶体絶命となった純子。
さあどうするのか?
次回からは旅館経営を中心に物語が進みます。