吉高由里子さんがヒロインの「花子とアン」
「赤毛のアン」の翻訳者、村岡花子さんの生涯をもとに描かれたストーリー。
第４週「嵐を呼ぶ編入生」
修和女学校に葉山蓮子という編入生がやってきます。
蓮子はなにやら訳ありの女性。
はなたちは蓮子に振り回され・・・
第４週（第１９話～第２４話）あらすじ・ネタバレをご紹介します。
第４週あらすじ
第１９話
葉山蓮子という編入生が入ってきた。
身なりが良いか、先生たちに高飛車な態度を取る。
部屋も個室と特別待遇。
蓮子は葉山伯爵の令嬢で、はなたちより８歳年上。
そんな人がなぜ女学校に入ってきたのかは謎だった。
はなは相変わらず富山の授業で、和訳について意見を出す。
富山ははなに授業を妨害するなと忠告。
しかし蓮子がそこに続き富山に「恋愛経験が乏しいから」と言ってしまった。
激怒した富山は蓮子に罰を与えた。
第２０話
問題児扱いの蓮子の世話係にはなが命じられる。
蓮子は集団で食事はせず、授業を抜け出すなど問題行動が多い。
蓮子ははなが家族のために勉強していると知り驚いた。
甲府では朝市が師範学校への進学を決めていた。
蓮子の部屋に招かれたはな。
「ぶどうのお薬」と言い、ぶどう酒を飲ませてしまう。
飲みすぎて酔っ払ったはなは、夜中に広場へ出て大声で歌いだしてしまった。
第２１話
先生たちが泥酔したはなを見て、ぶどう酒を飲んだとわかり大問題となる。
蓮子が呼び出された。
しかし蓮子ははなが「勝手に飲んだ」と答えた。
はな自身も酔っていてはっきり覚えていない。
学校始まって以来の不祥事とされ、はなは退学になる可能性が高い。
醍醐が蓮子になんとかしてと掛け合っても、「私には関係ない」というだけ。
吉平はそれを聞きはなを叱った。
知らなかったとはいえ悪いことであれば認めるしかない。
吉平ははなを引っ叩く。
第２２話
はなと吉平のやりとりを聞いていた醍醐。
校長たちに吉平が暴力を奮っていると告げ口をする。
吉平とはなはブラックバーン校長に土下座をして謝った。
ひとまずこの件は保留となる。
蓮子の兄、晶貴が謝罪に学校を訪れる。
多額の寄付金で許してもらおうとするが、学校側は受け取らないと断る。
蓮子は家では厄介者で晶貴も手を焼いていた。
寄付金のために用意された小切手を、手切れ金として蓮子に渡してくる。
茂木ははなを自分の子供の頃と重ねて考えていた。
貧しくても頑張っているはなを応援してくれる。
はなはかよからの手紙を受け取る。
製糸工場の女工として頑張っていると知り、このまま退学になってたまるかと思い直す。
第２３話
はなは蓮子と話し合おうと部屋へ行く。
中に入ると散らかり放題の状態。
蓮子は自分で片付けることができない。
蓮子はぶどう酒を飲み続けるはなを止めたと主張した。
はなは家族を裏切ることになるから学校を辞めたくないという。
家族の愛情を受けて育ったはなは、蓮子の複雑な想いに気づかなかった。
思わず蓮子は自分が16歳の頃の話を打ち明けそうになった。
はなが校長室に呼ばれ、処分について話を聞きに行く。
すると蓮子が入ってきてすべて本当の事を話し、原因は自分にあると自ら退学にしてくれと申し出る。
第２４話
ブラックバーン校長は２人を退学にはしない。
蓮子には新しい自分になってもらうため、特別扱いはせず学校に残るよう命じる。
本当に退学になりたかったと、はなに本音を打ち明ける。
厄介払いのためにここに自分を送った家族の思うようにはなりたくなかったからだ。
この事件から蓮子の悪い噂が流れる。
離婚が原因で自暴自棄になって荒れた生活をしているという内容だった。
遅れて食堂に来た蓮子。
配膳してもらったかおる子に初めて「ありがとう」と言う。
その一方で甲府には軍隊が来ていた。
第４週の感想
葉山蓮子、はなにとって今後大きな存在となる人です。
加工されたシーンとはいえ、やたらキラキラしている蓮子さま（笑）
女学校の中でもダントツで美しすぎて浮いている。
はなの貧乏臭さとの対比が良いんですよ。
こんなに正反対のなのに打ち解け合えるようなっていく。
そして蓮子さまにはやんごとなき事情が・・・
それは次週明らかになります。
それにしても吉高由里子さんの酔っぱらい演技は見事（笑）
でも甲府で育ったはながぶどう酒（ワイン）を知らないとは、ちょっと不自然なような・・・
安東家はかなり貧しいのでお酒なんて家になかったということでしょうか。
次週の第５週ははなと蓮子の友情が築かれるきっかけが・・・
富山先生の過去もちょっとだけわかりますよ。