「カムカムエヴリバディ」第２１週（第９８話～第１０２話）1994-2001
るいの実家である岡山で過ごしている大月一家。
アメリカに行くと決めたるいに対し、錠一郎もある決断をしていました。
そしてひなたは英語が堪能だった祖母の安子の存在を知り、またまた勉強をし直そうと考えているようです。
３人のヒロインが100年間を演じる「カムカムエヴリバディ」
ヒロインは川栄李奈さん演じるひなた。
京都の街を舞台に物語が繰り広げられます。
ひなた編は安子とるいの軌跡と重なる点も多く見ごたえがありますよ。
では第２１週のあらすじとネタバレをご紹介します。
第２０週のあらすじネタバレはこちら→
カムカムエヴリバディのキャストと相関図はこちら→カムカムエヴリバディのキャストと相関図は？
第２１週のあらすじ・ネタバレ
第９８話
るいが戻ってくると、ひなたは保管してあった英語講座のテキストを手にしていた。
テキストにあった「Yasuko」が祖母の名前と知ると、ひなたは嬉しそうにるいとラジオのテーマソングを口ずさむ。
るいは勇に安子の消息の手がかりはないかと尋ねる。
幼馴染の水田屋とうふのきぬが何か知っているかもしれないというが、そのきぬも夫の地元へ引っ越してしまっている。
勇はできる限り調べてみると言ってくれた。
桃太郎だけはもう少し岡山に残ることにした。
錠一郎ももう１日残るといい、雪衣と朝ドラ話で盛り上がる。
「Dippermouth Blues」で錠一郎はトミー北沢と待ち合わせていた。
錠一郎はトミーのバンドで鍵盤をやりたいと願い出る。
るいが母を探すためにアメリカに行くというので、音楽でその費用を用意してあげたいとの想いがあった。
トミーはバンド加入を快く受け、妻の奈々にピアノ講師の手配を頼んでくれる。
第９９話
京都に帰ってきてから、ひなたはラジオ英会話を聞くためがんばって早起きする。
るいのあんこ作りを見ていると、モモケンから聞いていた「あんこのおまじない」をしていることに気づく。
数日後、桃太郎と錠一郎が帰って来る。
錠一郎はトミーを連れて来ていた。
るいは久々にトミーに会えたことを喜ぶ。
錠一郎は音楽活動を再開しピアノでトミーのバンドに参加すると、るいに告げた。
自分の稼ぎでるいをアメリカに連れていきたいとの想いを伝えると、るいは感涙する。
その日のことをひなたは、英文で日記に書き留めた。
ひなたはラジオを聞く前にあんこ作りを教わる。
祖母の安子が進駐軍の人とアメリカへ渡ったと聞き、ひなたはまた驚く。
それからひなたは、英語の勉強を続けた。
1995年小夜子は男の子を出産、清子は亡くなる前にひ孫を抱く事ができた。
桃太郎は高校卒業後、雉真の家で暮らし岡山の大学へ進学した。
錠一郎はジャズピアニストとしての活動が順調だった。
るいは錠一郎のマネージャー業が忙しく、ひなたに回転焼き屋を任せることが多い。
ひなたは今もるいから譲り受けた稔の英語辞書を愛用している。
第１００話
るいと錠一郎はアメリカへ向かった。
ひなたは英会話が得意になり、衰退していく時代劇の力になれると信じていた。
と、同時にひそかにノストラダムスの予言が気になっている。
吉右衛門と初美が孫の小夜吉を連れて店の前を通る。
「だんご３兄弟」のヒットで回転焼きの売上が落ちていることを、小夜吉が察していた。
榊原から映画村でハリウッド映画を撮るという話を聞いたひなた。
ぜひ通訳をやらせてほしいと頼み込む。
一恵は榊原と付き合っているのかわからないと、珍しくひなたにぼやく。
クリスマスなどイベントの日を一緒に過ごしているのに、榊原はまだすみれのことを想っているのかもしれないと心配していた。
見かねたひなたは、榊原に一恵が悩んでいると伝えた。
一方、すみれは凜太朗と離婚を発表。
そば処「うちいり」で榊原は一恵を待っていたが、偶然すみれが一人酒をしているところに出くわす。
すみれは凜太朗との結婚生活のグチを吐き出し、榊原にしておけばよかった、ともたれかかってきた。
榊原が動けずにいると、一恵が店に入ってきてしまう。
第１０１話
胸騒ぎがしたひなた。
外へ出ると一恵が泣きながらひなたに駆け寄る。
心配した榊原がすみれをおぶって追いかけてきた。
すみれは榊原がいつも仕事のことで頭がいっぱいなところが良くないと指摘。
すると榊原は一恵に、毎日急須で入れたお茶を入れてもらいたいとプロポーズ。
一恵はこんなところで言うなんて、と笑う。
るいがトミーに送られてアメリカから帰ってきた。
錠一郎は日本に着くなりピアノレッスンへ向かった。
酔っていたこともあり、るいもステージで歌ったと聞いてひなたは驚く。
アメリカで安子の手がかりは掴めなかった。
そして「７の月」を迎えた。
映画村にハリウッドの撮影チームが来た。
ひなたは案内役として張り切る。
第１０２話
ひなたはハリウッド撮影チームに映画村を案内した。
とても喜んでもらえて、ひなたもホッとする。
「サムライベイスボール」は多くのサムライ役が出演するため、大規模なオーディションになると榊原は言う。
大部屋俳優にもチャンスがあると知り、ひなたは文四郎がもう少し俳優を続けていたら、と残念がる。
翌日、ひなたは団子屋に入っていくアニー・ヒラカワの姿を目にした。
アニーはこの団子屋が「棗黍の丞」シリーズに出てくることを知っていた。
英語を褒められたひなたが、ラジオの英語講座で勉強したと言うと、アニーは「まだやってるの？」と驚く。
錠一郎がラジオ体操みたいにスタンプカードを作ってくれた、と説明するとアニーは「日本に来たのは初めてだから」と詳しく知らないようだった。
アニーはひなたに「英語の勉強を続けていれば、思いも寄らない場所まで連れて行ってくれる」と告げ去っていく。
その後、ひなたは道場でぼんやりとしていた。
すると文四郎が現れ、思わぬ再会に言葉が出なかった。
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第２１週の感想
岡山から戻ってきてから怒涛の展開でした。
２分で２年弱の話だったよね^^;
ジョーと雪衣さんが朝ドラトークしていましたが、「マー姉ちゃん」と「純ちゃんの応援歌」がおもしろかったと意見が一致。
実はカムカムと同時期にこの２作は再放送されています。
それでこの２作をセリフに入れたんじゃないかなあ。
マー姉ちゃんについてはこちら→マー姉ちゃんのキャスト・相関図は？主演は熊谷真実！
純ちゃんの応援歌についてはこちら→純ちゃんの応援歌のキャスト・相関図は？
そしてドラマ内のリアルタイムで放送されているのは「ぴあの」
当時、現役の宝塚歌劇団の娘役だった純名里沙さんがヒロインです。
錠一郎はジャズピアニストに転向。
これはこのドラマの音楽担当の金子隆博さんのエピソードと一致していますね。
金子さんは米米CLUBでサックスプレイヤーとして活動していました。
ジストニアという病気で顔の筋肉に力が入らず、ピアノを演奏して今も音楽活動を続けています。
衝撃の事実はトミー北沢の本名と奈々と結婚していたこと！
「とみお」って呼ばれてましたね（笑）
「きたざわとみお」・・・梅沢富美男みたいだな。
早乙女太一さんが大衆演劇出身だから、その大先輩の名前からもじった？
笹プロの令嬢の奈々とちゃっかり結婚していたのもびっくりですね。
奈々がデビューの話を持ちかけたとき、トミーは「笹プロなんかに世話にならん」と怒っていたのに。
何があったんだろう。
京都に帰ってきたひなたは、英語の勉強に目覚めます。
過去に二度挫折していますが、今回はかなり本気。
英語のナレーションがひなたに変わってました。
これはもともとあった演出なのでしょうか・・・城田優さんの疑惑とは関係ないのかね。
勢いで清子さんがナレ死！
80歳を過ぎている設定なので、まあそうなるかなと。
ついに稔さんの英語辞書はひなたの手に。
古すぎて中身が時代に合っていないんでは？と心配ですが、あの辞書が会ったことのない孫の手に渡ったことに意味があるんですよね。
一恵と榊原、あんまり気にしてなかったけど一応上手くいってたんですね（笑）
野田家は茶道の家元なんだけど、榊原は婿養子になるよね？
アメリカに行ったるいとジョー。
るいは髪が短くなり、勢いとはいえ人前で歌を歌うほど明るい性格になっています。
ジョーも「やんちゃくれ」の最終回よりピアノレッスンを優先するプロ意識！
ひなたはハリウッド撮影チームの案内役となりました。
グレイヘアの女性、アニー・ヒラカワ。
どうやらキーマンのようです。
アニー→あんこ→安子？
ヒラカワ→平川唯一の関係者？、もしくはキジマ、タチバナのどちらも名乗らないための偽名？
ラジオ英語講座のことを知っていたというところ。
日本に来たのは初めて、といったのは咄嗟に出た言い訳でしょうか。
さらにアニーは「英語の勉強を続けていれば、思いも寄らない場所まで連れて行ってくれる」と、ロバートと全く同じことを言っているのです。
ロバートが安子に言ったことを知っているって？？？？？
え？まさか・・・
森山良子さんが演じていることもあり、歌うシーンもあるのではないかと予想。
ってことは、「サニーサイド～」を歌う？
ところで劇中に出てきた朝ドラ「オードリー」はひなたのように時代劇好きのヒロインが出てきます。
しかも「桃山剣之介」が出てくる！
演じているのは林与一さんですけど。
「オードリー」は「カムカム」の放送前に再放送してほしかったなあ。