「カーネーション」第４話（第１９話～第２４話）誇り
仕事が無くなってしまった糸子。
すぐに働き口を探そうとしていたのですが、糸子の運命を変える人との出会いがありました！
「カーネーション」は小篠綾子さんをモデルに描いたストーリー。
綾子さんはあのコシノ三姉妹の母で、世の女性がまだ和服を着ている時代に洋服に目をつけて洋品店を経営。
母として実業家としてたくましく生きた綾子さんの一生。
10代から中年期のヒロインは尾野真千子さん、老年期は夏木マリさんが演じます。
では第４週のあらすじとネタバレをご紹介します。
第３週のあらすじ・ネタバレはこちら→カーネーション第3週（第13話～第18話）あらすじ・ネタバレ
カーネーションのキャストと相関図はこちら→カーネーションのキャスト・相関図は？ヒロインは尾野真千子・夏木マリ！
第４週のあらすじ・ネタバレ
第１９話
昭和５年、桝谷パッチ店は不況で給料が出せない状態だった。
所帯持ちの職人を辞めさせるわけにいかず、糸子が辞めるしかなかった。
善作からも生活費が苦しいと打ち明けられる。
妹たちの学費が出せないので、糸子はすぐにでも働き口を探さなければならない。
小原呉服店に山口が訪れた。
山口がいうには、本当は幸吉は自分を辞めさせたかったのだろうと言う。
女だから糸子は辞めさせたのだ。
糸子は新聞を見て改めて不況を実感する。
木之元の店にミシンが置かれていた。
根岸良子という女性がミシンの実演をしており、糸子はそれに釘付けになった。
第２０話
糸子は思い切って根岸に声をかける。
心斎橋でミシン教室を開かれることを案内された。
善作には心斎橋に行くことは秘密にして出かける。
しかし行ってみると、教室とはミシンを購入した人のためのもの。
本格的な洋裁を習いたい糸子には物足りなかった。
帰りに貞子と勇にバッタリ会った。
喫茶店で話していると、貞子はミシンくらい買ってあげるという。
だが善作がそれを許さないから、と糸子は断った。
歌舞伎役者の中村春太郎が喫茶店にいた。
貞子はまた違う女性を連れていると呆れる。
なんと春太郎が連れていた女性は、奈津だった。
第２１話
糸子は善作に貞子からミシンを買ってもらう話をする。
案の定、聞いてもらえず糸子は夜中泣いていた。
だんじり祭りで賑わう中、糸子は奈津に声をかける。
春太郎はやめとけ、というと口論になってしまった。
泰蔵に仲裁されたので、奈津は恥ずかしくなり逃げていく。
善作のところに幸吉が声をかけ近づく。
糸子を女にしておくのはもったいないと褒めた。
それを聞いた善作は根岸に会うため心斎橋へ行く。
第２２話
善作は糸子に洋裁を教えてやってくれと、根岸に頭を下げる。
糸子の洋服を作る夢を叶えてやりたいと想いを打ち明けた。
それに対し、根岸は条件をつけて引き受ける。
糸子が外から帰ると、根岸が善作に唄を習っていた。
根岸は東京に帰るまでの１週間、唄を習いながら糸子に洋裁を教えてくれる。
糸子はとても楽しみになる。
第２３話
まず根岸は糸子に洋服を着せる。
靴を履かせ、糸子を外へ連れ出す。
洋服を着ると世界が変わったように思えた。
人と目がよく合うので疲れてしまった。
夕食も根岸にごちそうした。
千代が張り切ってカツレツを出すが、揚げすぎてしまい不味くなる。
ハルが作ったイワシ煮を根岸が喜んだので、洋装を嫌っていたハルだがすっかり機嫌が良くなる。
第２４話
いよいよ洋服作りにとりかかる。
あと６日間で基本をすべて叩き込むというので、糸子は必死だった。
最終日には近所の人も集めお別れ会を開く。
根岸が帰った後、小原家は灯りが消えたようだった。
善作はラジオを購入。
１日中つけたままにして賑やかになる。
昭和７年、糸子は洋服を買う人がいないので作る機会がないと嘆く。
東京のデパートで火事があったとのニュース。
この事件で洋服の方が逃げやすいと話題になる。
糸子は百貨店へ急いだ。
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第４週の感想
パッチ店クビは糸子が独身女性だったからでした。
苦渋の決断でしたね。
本当は自分がクビになるべきという山口さんも優しい。
ひょんなことで出会った根岸良子。
モデルになったはシンガーミシン所属の洋裁講師だった根来久子さん。
ドラマ内のミシンのメーカーはスティンガーですけどね。
小篠綾子さんは根来さんに洋裁の基礎を習いました。
初めて洋装をした糸子。
１週間だけみっちりと洋裁を学びます。
デパートの火事で洋装のほうが逃げやすいと話題に。
残酷ではありますが、こういう衝撃的なことがあると大きな変化がありますよね。
着物では走りにくいけど、洋装なら機敏に動けるのは事実。
それを知った糸子はなぜか自ら百貨店に行きました。
何を思いついたのでしょうね？